Pages

2014年1月18日土曜日

拡大するスマートフォン市場とコンテンツビジネスの可能性

こんにちは。@wd0214です。

年明け気分もそろそろ終わりですね。年始の初回、意外に読んでくださった方が多かったのでとても嬉しいです。海外からのアクセスもありましたので多言語化対応しました。海外にいる姪のChelseaがいたずらしているのでしょうか、ブログを続けます。


プラナフ・ミストリー :次なる可能性を秘めたSixthSenseテクノロジーに世界中が絶賛してから5年が経ちました。

初代iPadが発売された翌年、大好きな@nobiさんと一緒に講演をさせていただいた時のことを思い出しスライドの一部を公開し少し書きます。(2011年1月のものです)

---


1.拡大するスマートフォン市場、国内はもとより海外の市場を。


世界規模で携帯電話はスマートフォンに。

国内も2013年の時点で半分がスマートフォンに。

補足: 2010年、世界でケータイは45億台、途上国では年収10万円以下の層のケータイユーザが35億人。

補足:ASEAN地域では、ほとんどの人がケータイを持っている、着メロも壁紙もない がケータイを持っている。

 スマートフォンの普及により、既存の携帯事業者(キャリア)主導の生態系モデル が崩壊。

• AppleのiPhone戦略はここ10年の日本のキャリア戦略(公式サイト)のデジャヴにほかならない。(※クローズドモデルの再来)



2.デジタル化されたマルチデバイス・コンテンツ配信のエコシステム

 AppleもGoogleもOne Of Them、スマートフォンはマルチデバイス端末のうちのひとつ。





3.コンテンツマーケットはマイクロ取引の時代へ

音楽は楽曲売り、
新聞は記事売り、雑誌は章売り、テレビはチャンネル売りへ。
小さなコンテンツ販売の積み重ねが大きな収益となる時代。

4.「ソーシャル × コンテンツ」

ハッピネス理論とソーシャルネットワーク


• ハッピネス理論 幸せの度合いを増やせという理論

 ハピネス1 行動範囲が広がる
 ハピネス2 自己演出の幅が広がる

 「知り合いが使っている商品を買った、だから満足」
 「知り合いが使っているアップスを買ったから満足」

---

はい、携帯端末は2013年の時点で半分がスマートフォンにという予測は当たりましたが、スマートフォン市場とコンテンツビジネスに関しては想像を遥かに超えて大きく変化した3年間になりました。(ガラケーからスマホへということだけではないということですね)


筆者はスマートフォンもあと数年でなくなるのではないかと考えています。
ウェアラブル端末に代替される流れから、一気にマルチデバイスへ向かうでしょう。

2014年、iOS/Android上のアプリのたたかいはすでに終わり、プラットフォームとネットワーク、さらにビッグデータを制したものが勝者になる時代が来ているとも言われています。

ソフトウェアデベロップメントにおいては、「キュレーション型エンジニア」と「フロントエンドが書けるインフラエンジニア」、そして「本質としてのアジャイルとスクラムマスター」の存在が鍵になるでしょう。ここについては後ほど。


サービスとして必要なもので足りないものがほとんどなくなってきている現代、私達が求めるものは人のつながりをさらに超え、突き詰めれば自分自身であるともいえます。


さあ、私達も。これから。






「Facebook、そんなのあったよね〜」という会話が聞こえる時代は近いかも。


*nobiさんは講演後の食事会でもお酒を飲みながらiPadでいろんなアプリをご紹介くださりました。新しいプロダクトを持って、またお会いできる時を楽しみにしています。